僕が愛する職種である「プロダクトマネージャー」って、日本国内では未だに役割の定義が曖昧なところがあって、こういうツイートをしたんです。

これ要するに

  • プロダクトマネージャーは技術への理解がかなり求められるよ
  • したがって、新卒でいきなりPMは相当無理があるよ
  • PMかエンジニアかで迷うならエンジニアから始めようね

ということなのですが。

でも、じゃあ「イケてるプロダクトマネージャー」って一体、何をしているのでしょうか?案外わからないですよね。

そこで今日は、僕がメルカリに転職して気がついた「ダメなプロダクトマネージャー」と「イケてるプロダクトマネージャー」の決定的な違いを、わかりやすく図で説明します。

この記事を読めば、PM/PdM(プロダクトマネージャー)に転職したい人や、すでにプロダクトマネージャーとして現場で頑張っている方が、日々の仕事で何を重視するべきなのかがわかると思います。

■ ダメなプロダクトマネージャーの仕事

ダメなプロダクトマネージャーの仕事

ダメなプロダクトマネージャーの仕事は

  • 課題を10個並べる
  • それぞれに対する解決策を、それぞれに10個思いついて並べる
  • その上で「どれが優先高いですか?」と優先順位を決めたがる
  • 結果として「やりやすい解決策」を大量に実施する

という特徴があります。

課題10個に対して、解決策も10個用意する。それが彼らの特徴であり、非常にダメなプロダクトマネージャーの典型です。

なぜなら、このレベルで良いなら誰でもできるからです。

では逆に、イケてるプロダクトマネージャーは何をしているのでしょうか?

■ イケてるプロダクトマネージャーの仕事

イケてるプロダクトマネージャーの仕事

イケてるプロダクトマネージャーは、以下の3つに焦点を当てます。

  • 課題をピックアップしたら、課題自体のインパクトをまず見極める
  • 次に、大きくて容易には解決できない課題の構造を整理し、扱えるレベルまで分割する
  • 最後に「この解決策を打てば、課題1と課題2と課題3が、一気に解決する」という筋の良い解決策を見出して集中する

要するに、つねに「生み出すインパクトの大きさ」を考えると同時に「一粒で、2度どころか3度美味しい解決策」を見つけ出そうとしているんです。

■ 優れたアイデアとプロダクトマネージャーの仕事との共通点

僕が思うに、これこそまさに活躍しているプロダクトマネージャーの唯一にして最大の共通点でした。

SmartNewsの広告プロダクトの天才プロダクトマネージャーである前田さんもまさに同じようなことを言っています。

「スケールする問題を定義せよ。スマートニュースに学ぶ、プロダクトマネージャーの責任」

さらに言うと、任天堂でマリオブラザーズをはじめとして数々のヒットを飛ばす宮本茂さんの名言である

「アイデアというのは複数の問題をいっぺんに解決することだ」

という言葉にもつながっています。

なので、コンピューターサイエンスの学位やエンジニアとしての経験は無条件に必須というよりも、この3要件を満たすために知識として必要なんだと思います。

現在、プロダクトマネージャーとして頑張っている方。プロダクトマネージャーへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ではでは。