■ いつクビになってもリモートでいくらでも仕事がある人

広瀬さん(通称:じっちゃま)がこんなツイートしていて「たしかにそうだよね」と膝を打つ一方、大半の日本人にとっては、シリコンバレーのエンジニアなんて縁遠い存在だよな〜とも思うんですよね。

先日、Airbnbの大規模なレイオフが発表されて話題になったように、シリコンバレーでは大量の解雇が起きています。現地での応募状況を聞き及ぶだけでも相当な規模です。

ただ、同時に「ここぞとばかりに優秀な人材をGETしようとする企業」も増えていて、そういう人材は、世界のどこに住んでいようがリモートで価値を出せるのが前提なんです。

では、超売り手市場の恩恵で、どこにいてもリモートワーク・テレワークが可能なのは「シリコンバレーでGAFA勤務」の「英語で仕事ができる」「優秀なエンジニア」だけなんでしょうか?

■ IT業界ならほぼ全職種がリモートワーク可

結論から言うと、そんな事はないです

新型コロナウィルスの影響は悪い面ばかりではなく、僕らのこれまでの働き方を強制的にアップデートしたという良い面もあります。

僕は自分の7回の転職経験からIT業界への転職をおすすめする事が多いですが、IT業界内であれば事業特性上、店舗がないので、エンジニアやデータサイエンティスト、プロダクトマネージャーなど開発職だけでなくあらゆる職種がリモートワーク可能になっています。

営業/Salesは、もともとオフィスで作業に没頭する職種ではなく「外回り」や「直行直帰」などリモートワークやテレワークを可能とする潜在的な要素を持っていたはずです。顧客がリモート商談に応じてくれるなら、直接行く必要がある商談は限られるはずです。

マーケティング職は、最近だとひたすらオンラインで数値管理する業務が多いので、こちらも顔合わせ必須のミーティングは限られるはずです。

CS(カスタマーサービス、カスタマーサポート)職も同様に、オフィスで集まることよりも、問い合わせに適切に対応できるオンラインツールが整備されているかの方が遥かに重要です。もともと電話で対応していたものがネットに置き換わっているだけで、もともとリモート可能な職種なのです。

コーポレート職(人事、労務、採用、経理、財務、法務など)など、組織運営を円滑に進める職種の方も、人材採用、面接、入社時受け入れ、勤怠管理、支払い依頼、経費精算、上長決済の承認フローがすべてオンライン化し、各種契約締結時の捺印も電子署名にすれば、色々と工夫は必要ですがリモート可能です。

■ これから出社強制企業と全社員原則リモートOK企業に二極化する

国内IT系企業で、全社員リモートワーク化の決断が早かったのは、僕の記憶だとGMOグループでした。

僕の前職のメルカリでも、4月からフルリモートワークが導入され、全社員が在宅勤務になったというプレスリリースがCEO名義で出ていました。

現職のSmartNewsでも、3月中からリモートワークの強い推奨→オフィス出社禁止の判断がすごく早かったので、社内のディスカッションだけでなく、お客さまとの商談なども、そのほとんどがリモートで実施されていました。

それ以外の企業でも、コロナのせいというか、コロナのおかげもあって、リモートワーク可能な職種が一気に拡大しています。皆さんもご自身の職種で、リモートワーク可能な求人やポジションがあるか、各種転職サイトや転職エージェントを通じて調べてみて下さい。

IT業界に限定して言うなら、この緊急事態宣言解除のタイミングでこそ、旧来型のリモート禁止のワークスタイルに戻ってしまう企業なのか、これを機に、全社員原則リモートワークOKにする企業なのか、二極化すると思いますので。

それって最終的には、経営陣の考え方や企業カルチャーが如実に現れる所ですからね。

ではでは。読んで頂きありがとうございました。